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| ○花粉症は、何故起こるのか? |
| 花粉症は、アトピー性皮膚炎やぜんそくなどと同じアレルギー疾患の1つ といわれています。アレルギーとは、異物を撃退するからだの防御反応が 過剰に起こってしまうことです。 アレルギーを引き起こす原因物質を”アレルゲン”といいます。 花粉症の場合、アレルゲンはスギやヒノキを代表とする花粉です。 |
| ○治療についてはなんといっても予防が大事です。 |
| 花粉アレルギーの症状を防ぐポイントは、アレルゲンである花粉への接触を避けることにあります。 日常生活では次のような点に気をつけましょう。 |
| 1.風の強い日は外出を避ける 2.帰宅後は洗顔やうがいをし、鼻をかむ 3.外出時には、マスク、帽子、めがねカバーやゴーグルなどを着用する 4.家に入るときは、衣類の花粉を払ってから。花粉を家に持ち込まないようにする 5.窓や戸をしっかり閉める 6.外で干した布団や洗濯物には花粉がつくので、取り込む前によく払う 7.室内をこまめに清掃する |
| ○それでもだめな時はやはり薬となります。 |
| ■内服薬 くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの原因となるヒスタミンという物質をおさえる成分が入っています。鼻、目、のどなどそれぞれに働いて、花粉症のつらい症状をやわらげます。 ■点鼻薬 鼻づまりを速やかにとめることができます。また、鼻の粘膜の充血やはれをおさえ、鼻のとおりをよくします。 ■目 薬 目のかゆみや充血をやわらげます。 |
| ■注 射 上記の内服のみでは効果が少ない方にお勧めします。 1.減感作療法 当院では現在行っておりません。 原因となる花粉(抗原)を突きとめ、その花粉の成分を注射することによって、 人為的に抗原にならしてしまおうという、いわば「予防接種」のようなもので、 根治が期待できる唯一の治療法です。しかし、効果が現れるまでに通常3〜4年 もかかる上、完全に治る人の割合はおおむね6割以下にとどまっており、まだまだ、 改良の余地があります。 最近では従来の注射法に替わる「経口減感作療法」などが、副作用が少なく簡便 で効果的な治療法として期待されており、近い将来臨床の現場に登場する可能性 があります。 2.ヒスタグロビン注射 アレルギー性鼻炎・喘息などで保険適応があり、花粉症ではヒスタミンという物質 が過剰な生体反応を起こします。ヒスタグロビンを定期的に注射することでこの 抗体をつくりアレルギー反応でヒスタミンが生産されても、耐性ができて反応を 抑えられるのです。週1、2回の注射を4-6回続けます。これで約1シーズン効果が あります。人の血液からつくられていますが、血清の中のガンマグロビンのみから 抽出しておりエイズウイルスなどは入りこめませんのでご安心ください。 3.プラセンタ注射 プラセンタの効能にはアレルギーを抑える効果があります。プラセンタの項目を ご参考ください。 4.ステロイド注射 当院では現在行っておりません。 『一本打ったらこの時期花粉症が起こらない』という名目で、注射を行っている ところがありますが、おそらく『ケナコルト』などの、持続型副腎皮質ホルモン注射 を行っていると思われます。注射一回のみで体内に貯留し続け、身体にステロイド を長期間(2週間〜数ヶ月)補充し続けるので、花粉症の症状は抑制されます。 花粉症が「治る」わけではありません。しかし副作用として、糖尿病、消化器潰瘍、 骨粗鬆症、中枢性神経障害、無菌性骨壊死、易感染性、高血圧、眼障害などが あり、翌年も同じことをしないと効果が無いなどのリバウンドも予想されます。 特に挙児を希望される若い女性の方はご注意ください。生理周期が不規則に なったりするなどのことがあります。 甘いお話にはご用心を! |